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英国王のスピーチ

みなさま こんにちは
こちら神奈川は晴れで、気温もあがっています^^
ほこほこした光が部屋にも入ってきます



昨日、仕事帰りに、映画 『英国王のスピーチ』を観てきました
20:30からのレイトショー。1200円也
本当は今日、水曜日がレディスデーで1000円なのですが、
なんとな~く、仕事で疲れた後に観てみたいな、と思ったので、そうしました
仕事の後に観るには、ぴったりなテンションで、観る前は眠くて仕方なかったのに
観た後は仕事のあれこれも、すっかり忘れて気分爽快でしたヽ(´ー`)ノ
それに、平日のこの時間帯に観に来る人は、本当に映画を観たい人が多いようで
マナーもよく、よかったです(空いてたし)

久しぶりにワーナー・マイカルの映画館に来ると、
最近行きつけていたミニシアターに慣れていたせいか、なにもかもが大きく感じました
画面もでかいし、音もでかいし、椅子もゆったり・・・
しんゆりのワーナー・マイカルは、座席の間隔もゆとりがあって、
前の席に人がいても、画面の位置が高いので、気にならないようになっています
レイトショー、いいですね^^



『英国王のスピーチ』 


※ネタばれがあります※



誇り高く、ド真面目で短気で内気な王
人々の愛情に支えられて自分と向き合う

というのが、大きなテーマだったように思います

現・英国女王エリザベス2世のお父さんのお話
しかしよくここまで内輪の話を披露してくれましたね・・日本じゃできないです
吃音(きつおん)つまり、どもってしまって、自分の言いたいことを言えない、
また王族であるため、スピーチを強いられても、全然できない
そこでこの吃音を治すべく、様々な医師につくも全然ダメ
最後にたどりついたのが、ライオネル・ローグのもと

コリン・ファースはこういう抑圧されて、じめっとして、哀しそうな顔をするのがうまいですね
始終泣きそうな顔をして、神経質になったり、がっかりしたり、短気を起こしたり・・
本当にしゃべりにくそうで、吃音に悩む方は、さぞ苦しいんだろうな・・と思いました
あとコリンさんはすごくスタイルがいいですね
スタイルがいいっていうかなんていうか、厚着をしてるので細かいところは不明ですが
背がすっと高くて、手足もまっすぐで、頭が小さいです
ノーブルな雰囲気も持っています

ライオネルとのトレーニング(あるいはレッスン)は、「ははは」と笑えるシーンもあり
コリン・ファース演じるアルバート(のちのジョージ6世)が、ものすごい大真面目に
トレーニングをする姿は、滑稽にも映りますが、応援したくなります^^

ライオネルはアルバートと接するうちに、吃音の原因は、
幼少期にあるのではないかと思い、アルバートから子供の頃の話を聞きだします
その体験は、平民であるわたしたちからすると、気の毒な内容で胸が痛みます
左利きの矯正、x脚の矯正、プラモデルでの遊びの禁止、
厳しい父の躾、亡くなってしまった優しい弟のこと・・
こういった様々な出来事にまつわるストレスが、吃音の原因になっていたようです

父の崩御の後、兄が王位につきますが、
この兄が2度の離婚歴のあるアメリカ人女性と結婚する!
と言ってきかないため、王位を退位することになり、
なんとアルバートが王位に就くことになってしまいます
その時に、妻に「I'm sorry」と言ってシクシク泣くシーンは、
「あらら、かわいそうに」と思わずにいられません
彼は王位に就くことなんて、これっぽっちも望んでいなかったし、なるとも思っていなかった
しかし彼は内気ながらも責任感の強いド真面目な男なので、なんとかしようと頑張ります

この映画の見所は、コリン・ファースとライオネルを演じるジェフリー・ラッシュの共演です
ふたりのセリフの掛け合いは、素晴らしかったです

・・と、この映画を楽しみはしましたが、
ストーリーも映像も特に目新しいものは無く、地味な映画です
もう1度見たいか?と言われたら、タダならいいかな・・という感じ
2時間弱という長さを感じさせない面白さはありますが、
深い余韻を残すような感動は、それほどなかったです(わたしの感想です)
良作であることは、間違いないのですけどね



今日はまた、いつものミニシアターに出かけるつもりです^^



今日、アマゾンからプリンタのインクが届いたのですが・・
なんでダンボールに入ってるんだろう?
あけたら、インクがちまっと入っていて、唖然としました
こんなのもったいないじゃない
エコ、エコ、言ってるけど、これじゃね・・
プチプチでくるんで、袋包装でいいと思うなぁ



by fotobella | 2011-04-06 12:00 | 映画  

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